２０１５年
広島東洋カープがとにかく熱い！
１９７５年のリーグ初優勝、
１９７９～１９８０年に２年連続日本一！
＜赤ヘル旋風＞を巻き起こした後は、
１９８４年に日本一
１９９１年のリーグ優勝を最後に
長らく低迷が続く…
２０１３年
初のＣＳ（クライマックスシリーズ）進出！
あの＜虎の聖地＞阪神甲子園球場の半分近くを
真っ赤に染めるという光景には驚かされたものだ。
もともと、
首都圏を中心に隠れ広島ファンは多かった…
特に、
横浜スタジアム（vs ＤｅＮＡ）
神宮球場（vs東京ヤクルト）では
完全に本拠地チームを飲み込んでいる。
横浜スタジアム
明治神宮球場
今や
阪神タイガース戦や読売ジャイアンツ戦以上の
ドル箱カードと化しているのだ。
神宮球場では、
広島ファンに感謝の気持ちとして
大入り袋を配ったほど…
ちなみに、
週末の神宮球場の広島戦ともなると
人気の外野自由席の争奪戦が激化する
当然、
開門と同時にレフト側から埋まっていくので、
レフト側（広島）は長蛇の列
一方、
ライト側（ヤクルト）はそうでもない
入場口（センター付近）は、
レフト側とライト側別々に１つずつだが、
入場すれば中で区別されていないので
列の短いライト側に並んで
レフトスタンドへダッシュするのがおすすめ！
ただし、
並んで待つ時は、
応援グッズはしまっておくのが賢明
そうでないと、
ヤクルトファンに
嫌味のひとつくらい言われることは
覚悟した方がいいだろう。
あの阪神甲子園球場を席巻するくらいなので
首都圏以外の球場も”赤い”エリアは確実に増えている。
ＱＶＣマリン
西武プリンスドーム
京セラドーム
ヤフオクドーム
札幌ドーム
読売や中日のように
レフトスタンドまで
ホームチームのエリアを設けているところもある。
東京ドーム
ナゴヤドーム
人気下降で集客に悩む中日なんかは、
巨人、阪神、広島、千葉ロッテ戦に限り
ビジターエリアをますます拡大している。
又、
２０１３年頃から特に、
女性ファンを＜カープ女子＞と呼ぶネーミングが
世間一般にも浸透し、
新語・流行語大賞2014では年間トップテンを受賞
球団も女性ファンを取り込む企画を打ち出している。
2014/5/10 球団主催の『関東カープ女子ツアー』
ようやく本題
広島東洋カープは優勝できるのか？
優勝すれば更なるフィーバーが巻き起こることは間違いないが…
２０１５年は、
優勝する最大のチャンス！といっても過言ではないだろう。
戦力的に近年でもＭＡＸ！
先発陣にヤンキースから復帰する男・黒田が加わり、
前田との２本柱が確立するのは、
今年が最初で最後かもしれない。
とはいえ、
投手陣の層は必ずしも厚いとはいえない…
抑えは、
昨年後半加入して活躍したヒースか、
昨年右肩痛で離脱があったが防御率０．５８の一岡
新外国人左腕のクリス・ジョンソンやサガースキー、
昨年の新人王・大瀬良の活躍次第か？！
一方、
打撃陣は申し分ない戦力を誇る
キャッチャーは、
昨年65試合で３割10本塁打の會澤に
ベテラン石原、倉が控える。
内野は、
セカンドの菊池は確定も
ファースト、サードには
出戻りの新井兄や栗原の復活があれば混沌
順当なら本塁打王のエルドレッド、堂林だが…
ショートは田中か梵
外野は更にし烈な争いになる
ロサリオ、新外国人のグスマン、丸に加え、
昨年３割超の松山竜平、鈴木誠也に
ドラフト１位の野間と分厚い層
ただし、
昨年同様”外国人枠”がネックになりそうだ。
（投手２人入れるなら野手が２人となる）
[2015予想スタメン]
１番８丸
２番４菊池
３番７ロサリオ
４番３エルドレッド
５番９松山（グスマン）
６番５堂林（新井）
７番７田中（梵）
８番２會澤
結論としては、
投手陣次第で優勝が見えてくる。
前田、黒田で３０勝以上、
（外国人枠の問題はあるが）
新外国人左腕のどちらかがそこそこ働いて
抑えのヒース（一岡）がはまることが条件
優勝したら…
前田はメジャー、
黒田も引退が近いということで
しばらくは優勝が遠くなるだけに
今年は絶対にものにしたいところだろう。
幸いなことに、
他球団が戦力補強に失敗しているのも追い風
怖いのは、
意外と投手陣が揃った際のヤクルトではないか？
