2021年3月19日
第44回日本アカデミー賞の授賞式が
東京・グランドプリンスホテル新高輪
国際館パミールで行われ
最優秀主演男優賞に
『ミッドナイトスワン』の
草なぎ剛(46)が輝いた
NHK大河ドラマ
『青天を衝け』で準主演
NHKの震災ドラマ
『ペペロンチーノ』も大好評で
地上波での再放送が決まるなど
流れはきていた!?
「ブルーリボン賞」でも
主演男優賞に選ばれていたので
有力候補ではあったが…
ジャニーズの二宮和也も
優秀主演男優賞に選ばれていて
<SMAP VS 嵐>の図式も
クローズアップされていた
業界の<忖度>が働くのではないか?
という観測もあった中
草なぎ剛と二宮和也は、
一緒にレッドカーペットを歩き、
草なぎが語りかける場面もあり
終始和やかな様子だった
受賞した草なぎ剛は、
思わず「まじすか」とビックリ!
「ごめんなさい。
なんか頭真っ白になってしまって…
本当に今まで、
皆さんとお仕事をもらえた事とか、
仲間の皆さんに応援して頂いてる事とか、
慎吾ちゃんとか吾郎さんとか、
本当に近い人たちが支えてくれて、
今日ここの舞台に立てたんだな
と思ってうれしいです。
<中略>
映画って、
それぞれ作り手の方とか役者の気持ちとか、
いろんな方向性はあると思うんですけど、
なんか1人1人の人生が
より良く自由に全うできるような、
そんな作品作りと人との関わりの中で、
これからも自分の人生を
全うしていきたいと思います」
更に、
TV中継ではカットされていたが、
「会ったことがない方でも、
遠くから応援してくれている方、
本当にありがとうございます。
これからも精進してして頑張ります。
今日は、ありがとうございました」と
観客とファンに感謝した
更にビックリしたのが…
最後に発表された
2020年の№1映画に贈られる
最優秀作品賞に
『ミッドナイトスワン』が選ばれた
これにはさすがに
草なぎ剛も絶句して言葉が出ない
自身で<奇跡>と称したが
それはそうだろう
『ミッドナイトスワン』は弱小配給
製作も所属事務所のCULENと
アットムービーという無名会社
他の作品の製作会社を見れば、
その差は歴然!
東日本大震災から10年ということで
1週前の同時間帯に
日テレで地上波初放送され
平均視聴率11.8%(関東地区)を記録し、
最有力視されていた
『Fukushima 50』は、
KADOKAWA、松竹、IMAGICA、
中日新聞、読売新聞、報知新聞、
福島民友新聞、産経新聞、
西日本新聞、中国新聞、
ムービーウォーカーと
そうそうたる企業がかかわっている
ちなみに、
ジャニーズの二宮和也主演の
『浅田家』も
所属のジェイ・ストーム以下
東宝、ホリプロ、JR東日本、
朝日新聞、毎日新聞、中日新聞、
LINE、GYAO他
計14社が製作にかかわっている
興行的には共に8億円弱の
『Fukushima 50』と
『ミッドナイトスワン』
製作費は雲泥の差であろうが、
観た人が一様に絶賛する
『ミッドナイトスワン』に軍配
twitterはじめSNSでも
草なぎ剛、ツヨポン
ミッドナイトスワンが席巻
お め で と う
感動の波が渦巻いた