『27時間TV』の人気コーナー
『さんま・中居の今夜も眠れない』の生放送で
「ファンのために歌だけは歌ってあげてくれ!」と
さんまの悲痛な叫びに対して、
中居正広は終始<体調不良>を理由に明言を避けた
これは、
7月16日の『音楽の日』(TBS系)
7月18日の『FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)の
SMAP出演辞退を受けて
ファンの気持ちを代弁しての発言
昨年までは5年連続で両番組に出演
特に『音楽の日』は、第1回から中居正広が総合司会も担当しているだけに…
”まだ充分なパフォーマンスができない”
”新曲を出してないから”という理由では
納得がいかないファンも多かったことだろう。
このことは、
SMAP5人での活動(生出演)が、
年明けに日本列島を騒然とさせた解散騒動から半年以上経っても
いまだにそれだけ深刻な状況だということを如実に表したともいえる。
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が、
SMAP25周年コンサートについて
「盛大にやるべきです。萎縮したり周りに遠慮したりする必要はない。
必ずやらなきゃいけない」と明言したことで
ファンに一縷の希望を与えていたのだが…
実際、
11月からの全国ツアーに向けて事務所は動いていたらしく、
東京ドームやさいたまスーパーアリーナなどにも打診している。
2014年に開催したドームツアーは、
観客動員100万人、総売上200億円
ジャニーズ事務所にとってもドル箱
25周年ツアーともなれば、
前記の数字を超える歴史的な興行になることが予想されたが…
これにストップをかけたのが、
香取慎吾だった
「おれは絶対にやらない」と断固拒否!
2008年以降、
SMAPのライブの演出は香取慎吾が手がけてきた
全体のコンセプトや曲順、照明から衣装まで、
香取慎吾がライブを完全プロデュースしてきた
ちなみに、
2013年に行われた山下智久の全国ツアーも総合演出している。
ファンが望むコンサートを
香取慎吾はなぜ頑なに拒むのか?
その裏には香取慎吾の譲れない思いがあるようだ
もちろん、
きっかけは独立解散騒動によって事務所を追われた飯島マネジャーの存在
小学生の頃から彼女に母の如く最も寵愛されていたのが香取慎吾
木村拓哉の裏切りによって
彼女が全ての責任を押し付けられて辞めたのが今でも我慢できないようだ
女性セブン(4月14日号)が報じたショッキングな発言
騒動の渦中に出演したドラマ『家族ノカタチ』の打ち上げの席で、
「明日からが怖い」
「おれは自殺するかもしれない」と差し迫った気持ちを吐露したという
これに対して、
香取の思いを受け止め献身的にケアしたのが
リーダーの中居正広
これまでなかった番組でのツーショット共演、
熊本の震災に際しては、
3回目の訪問時に香取慎吾も炊き出しに誘っている。
ファンのtweetには、
中居正広が香取慎吾を「しんごー」と呼び寄せ、
笑顔で写真におさまっている様子が紹介された
又、
香取慎吾と兄弟のように親しい草なぎ剛も
「慎吾がやらないならおれもやらない」と同調したという。
そんな中、
唯一フラットな位置にいるのが稲垣吾郎
いまだ観客を入れられないほど緊迫した『SMAP×SMAP』の収録現場で
木村拓哉とも雑談しているそうだ。
一旦、
回避されたSMAP分裂・解散
周りは時間が解決してくれるだろうと考えていたが、
その目論みは完全に裏目に出ている中、
メンバー間の関係修復へ
稲垣吾郎が双方の調整(仲介)役として立ち回れるか?
可能性は低いが…
現在、
SMAPとしての新しい仕事はゼロ
9月の契約更新については、
2020年の東京五輪・パラリンピックの特別サポーターを務めているので、
解散だけは回避するのではないかと思われるが、
実質ソロのタレント活動が続く形になるのだろう。