2018年
夏の映画戦争は、
フジテレビが1ヶ月以上前から
シリーズ再放送からスピンオフ番組まで
総力を挙げて宣伝している
『劇場版コード・ブルー』と
トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズ
『ミッション:インポッシブル』最新作
『フォールアウト』の
一騎打ちとみられていたが…
ある映画の動員が凄いことになっている
それは…
『カメラを止めるな! 』
(ONE CUT OF THE DEAD)
短編映画で各地の映画祭では人気を博していた
上田慎一郎監督の待望の長編映画(96分)は、
監督俳優養成スクール
ENBUゼミのシネマプロジェクト第7弾の作品
監督が無名なら
役者もオーディションで選ばれた無名の新人
他に類を見ない挑戦的な脚本はというと…
とある自主映画の撮影隊が
山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。
本物を求める監督は中々OKを出さず
テイクは42テイクに達する。
そんな中、
撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!
大喜びで撮影を続ける監督、
次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
“37分ワンシーン・ワンカットで描く
ノンストップ・ゾンビサバイバル!”
……を撮ったヤツらの話。
と映画の解説にある
昨年11月に6日間限定で先行上映された際には、
口コミが広がり札止めの連続で見れない人が多数
一般公開を望む声が殺到した
そして、
たった2館から公開が始まった傑作が、
全国劇場にて感染拡大ロードショー!
8月3日(金)
興行収入60億円が見込める大ヒットスタートの
『劇場版コード・ブルー』が
公開されて1週間
この日は、
『ミッション:インポッシブル』最新作
『フォールアウト』の公開初日
器の関係もあるが、
”売り切れ”が続出しているのは、
超低予算で制作されたゾンビ映画
『カメラを止めるな! 』
週末の土日もこの勢いは止まらない
TOHOシネマズ新宿では、
金曜夕方の時点(下記参照)で
土曜分の一部の上映回が売り切れているので
チケット買わずに
当日に行っても見れないだろう
ちなみに、
『カメラを止めるな! 』
(ONE CUT OF THE DEAD)は、
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で
ゆうばりファンタランド大賞(観客賞)受賞
インターナショナル・プレミア
「ウディネ・ファーイースト映画祭」(伊)では、
アジア各国の全55作品の中で
0.007ポイント差で
韓国の超大作『1987』に1位は譲るも
シルバー・マルベリー(観客賞2位)を受賞
南米最大級のファンタ系映画祭
「Fantaspoa」では、
最高賞にあたる最優秀作品賞を受賞
世界でも絶賛されている
異色ゾンビ映画
”まだどこにもないエンターテインメント”を
見てみたい気がしてきた