2025年2月24日（振休）
東京・有明アリーナで開催される
『Prime Video Boxing 11』は、
Prime Videoで独占ライブ配信される。
- WBC世界バンタム級タイトルマッチ
王者・中谷潤人 vs ダビド・クエジャル - WBA世界バンタム級タイトルマッチ
王者・堤聖也 vs 比嘉大吾 - バンタム級10回戦
那須川天心 vs ジェーソン・モロニー
目次
中谷潤人 vs ダビド・クエジャル
[王者]
中谷潤人（27＝M.T）
29戦全勝（22KO）
vs
[挑戦者]
ダビド・クエジャル（23＝メキシコ）
28戦全勝（18KO）
2024年2月
WBC世界バンタム級王座を獲得
フライ級、スーパーフライ級に続いて
3階級制覇を成し遂げた
中谷潤人選手が、
28戦全勝（18KO）の若きホープ
ダビド・クエジャル選手と3度目の防衛戦
バンタム級転向後の世界戦3試合を
6回TKO、1回KO、6回TKOと圧勝！
近い将来、
井上尚弥との対決が期待される。
KO率76パーセントの中谷と
64パーセントのクエジャル
KO決着必至の試合となりそうだが、
ブックメーカーオッズでは、
中谷潤人断然人気になっている。
[ブックメーカーオッズ]
中谷潤人 1.11
ダビド・クエジャル 6.5
※2/24現在
※WilliamHILL社
堤聖也 vs 比嘉大吾
[王者]
堤聖也（29＝角海老宝石）
14戦12勝（8KO）2分
vs
[挑戦者]
比嘉大吾（29＝志成）
25戦21勝（19KO）3敗1分
2024年10月
井上拓真選手（大橋）に判定勝ちで
WBA世界バンタム級王座を獲得した
堤聖也が、
15連続KO勝ちの
日本タイ記録保持者でもある
元WBC世界フライ級王者
比嘉大吾と再戦
両者はアマチュア時代からのライバルで、
＜高校時代には堤が２戦2勝＞
プロになって
2020年10月に対戦
10回フルタイム戦って引き分け
今回世界タイトル戦での決着戦となる。
[ブックメーカーオッズ]
堤 聖也 1.4
比嘉大吾 2.9
那須川天心 vs ジェーソン・モロニー
那須川天心（26＝帝拳）
5戦全勝（2KO）
vs
ジェーソン・モロニー（34＝豪州）
30戦27勝（19KO）3敗
キックボクシングで
42戦全勝（28KO）の戦績を残し
2023年4月
プロボクシングに転向した
那須川天心は、
プロ5戦目の前戦
WBOアジアパシフィック王座を獲得
今回、
2025年の世界挑戦を目指して
前WBO王者の強敵
ジェーソン・モロニーと対戦
ジェーソン・モロニーは、
WBO王座を5度防衛した実力者だが、
井上尚弥、武居由樹（大橋）には、
負けているだけに、
那須川天心は絶対に負けられない相手
[ブックメーカーオッズ]
那須川天心 1.4
ジェイソン・モロニー 2.9
日本人が世界バンタム級を独占
2025年2月現在、
ボクシングの世界バンタム級
（118ポンド、約53.5kg）は、
井上尚弥が、
スーパーバンタム級に転向後
以下の通り、
日本人選手が主要4団体
（WBA、WBC、IBF、WBO）の
世界王座を独占している。
- WBA（世界ボクシング協会）：
堤聖也（つつみ せいや） - WBC（世界ボクシング評議会）：
中谷潤人（なかたに じゅんと） - IBF（国際ボクシング連盟）：
西田凌佑（にしだ りょうすけ） - WBO（世界ボクシング機構）：
武居由樹（たけい よしき）
主要なボクシング階級一覧
| 階級名 | 体重上限（ポンド） | 体重上限（kg） |
|---|---|---|
| ミニマム級（Minimumweight） | 105 lbs | 47.62 kg |
| ライトフライ級（Light Flyweight） | 108 lbs | 48.99 kg |
| フライ級（Flyweight） | 112 lbs | 50.80 kg |
| スーパーフライ級（Super Flyweight） | 115 lbs | 52.16 kg |
| バンタム級（Bantamweight） | 118 lbs | 53.52 kg |
| スーパーバンタム級（Super Bantamweight） | 122 lbs | 55.34 kg |
| フェザー級（Featherweight） | 126 lbs | 57.15 kg |
| スーパーフェザー級（Super Featherweight） | 130 lbs | 58.97 kg |
| ライト級（Lightweight） | 135 lbs | 61.23 kg |
| スーパーライト級（Super Lightweight） | 140 lbs | 63.50 kg |
| ウェルター級（Welterweight） | 147 lbs | 66.68 kg |
| スーパーウェルター級（Super Welterweight） | 154 lbs | 69.85 kg |
| ミドル級（Middleweight） | 160 lbs | 72.57 kg |
| スーパーミドル級（Super Middleweight） | 168 lbs | 76.20 kg |
| ライトヘビー級（Light Heavyweight） | 175 lbs | 79.38 kg |
| クルーザー級（Cruiserweight） | 200 lbs | 90.72 kg |
| ヘビー級（Heavyweight） | 200 lbs 以上 | 90.72 kg 以上 |
補足
- ブリッジャー級
（224ポンド/101.6kgまで）は、
WBCが独自に導入した新階級。 - スーパー○○級（Super ○○）と
ジュニア○○級（Junior ○○）は同じ意味
団体によって呼び方が異なる。
井上尚弥の戦績
29戦29勝（26KO）
※2025年1月24日現在
| 試合日 | 対戦相手 | 結果 | ラウンド | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2012年 10月2日 |
クリソン・オマヤオ（フィリピン） | ○ | 4R KO | プロデビュー戦 |
| 2013年 1月5日 |
ガオフラチャーン・チューワッタナ（タイ） | ○ | 1R KO | |
| 2013年 4月16日 |
佐野友樹（日本） | ○ | 10R TKO | |
| 2013年 8月25日 |
田口良一（日本） | ○ | 10R 判定 | 日本ライトフライ級王座獲得 |
| 2013年 12月6日 |
ヘルソン・マンシオ（フィリピン） | ○ | 5R TKO | OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座獲得 |
| 2014年 4月6日 |
アドリアン・エルナンデス（メキシコ） | ○ | 6R TKO | WBC世界ライトフライ級王座獲得 |
| 2014年 9月5日 |
サマートレック・ゴーキャットジム（タイ） | ○ | 11R TKO | WBC世界ライトフライ級王座防衛 |
| 2014年 12月30日 |
オマール・ナルバエス（アルゼンチン） | ○ | 2R KO | WBO世界スーパーフライ級王座獲得 |
| 2015年 12月29日 |
ワルリト・パレナス（フィリピン） | ○ | 2R TKO | WBO世界スーパーフライ級王座防衛 |
| 2016年 5月8日 |
ダビド・カルモナ（メキシコ） | ○ | 12R 判定 | WBO世界スーパーフライ級王座防衛 |
| 2016年 9月4日 |
ペッチバンボーン・ゴーキャットジム（タイ） | ○ | 10R KO | WBO世界スーパーフライ級王座防衛 |
| 2016年 12月30日 |
河野公平（日本） | ○ | 6R TKO | WBO世界スーパーフライ級王座防衛 |
| 2017年 5月21日 |
リカルド・ロドリゲス（アメリカ） | ○ | 3R KO | WBO世界スーパーフライ級王座防衛 |
| 2017年 9月9日 |
アントニオ・ニエベス（アメリカ） | ○ | 6R 棄権 | WBO世界スーパーフライ級王座防衛 |
| 2017年 12月30日 |
ヨアン・ボワイヨ（フランス） | ○ | 3R TKO | WBO世界スーパーフライ級王座防衛 |
| 2018年 5月25日 |
ジェイミー・マクドネル（イギリス） | ○ | 1R TKO | WBA世界バンタム級王座獲得 |
| 2018年 10月7日 |
フアン・カルロス・パヤノ（ドミニカ共和国） | ○ | 1R KO | WBA世界バンタム級王座防衛 |
| 2019年 5月18日 |
エマヌエル・ロドリゲス（プエルトリコ） | ○ | 2R KO | IBF世界バンタム級王座獲得 |
| 2019年 11月7日 |
ノニト・ドネア（フィリピン） | ○ | 12R 判定 | WBA・IBF世界バンタム級王座防衛 |
| 2020年 10月31日 |
ジェイソン・マロニー（オーストラリア） | ○ | 7R KO | WBA・IBF世界バンタム級王座防衛 |
| 2021年 6月19日 |
マイケル・ダスマリナス（フィリピン） | ○ | 3R KO | WBA・IBF世界バンタム級王座防衛 |
| 2021年 12月14日 |
ディパエン・ケンナコーン（タイ） | ○ | 8R TKO | WBA・IBF世界バンタム級王座防衛 |
| 2022年 6月7日 |
ノニト・ドネア（フィリピン） | ○ | 2R TKO | WBC世界バンタム級王座獲得 |
| 2022年 12月13日 |
ポール・バトラー（イギリス） | ○ | 11R TKO | WBO世界バンタム級王座獲得、4団体統一 |
| 2023年 7月25日 |
スティーブン・フルトン（アメリカ） | ○ | 8R TKO | WBC・WBO世界スーパーバンタム級王座獲得 |
| 2023年 12月26日 |
マーロン・タパレス（フィリピン） | ○ | 10R KO | IBF・WBA世界スーパーバンタム級王座獲得、4団体統一 |
| 2024年 5月6日 |
ルイス・ネリ（メキシコ） | ○ | 6R TKO | 4団体統一王座防衛 |
| 2024年 9月3日 |
TJ・ドヘニー（アイルランド） | ○ | 7R TKO | 4団体統一王座防衛 |
| 2025年 1月24日 |
キム・イェジュン（韓国） | ○ | 4R KO | 4団体統一王座防衛 |
