風疹(三日はしか)は女性・妊婦さん要注意!症状・予防と治療方法は?

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2018年9月11日
国立感染症研究所の発表によると
今年に入ってからの累計患者数が、
362人
昨年1年間の約4倍という異常な高さ

特に、
7、8月から急増していて
直近1週間(8月27日~9月2日)で
75人が新たに感染した
その地域別内訳は、
東京28人(累計111人)
千葉11人(累計95人)
神奈川8人(累計33人)と
首都圏に集中している

風疹に対して、
知っておくべきこととは?

特に女性にとって
風疹は非常に危険な病気である
ことを理解しておきたい

風疹(三日はしか)とは?

風疹ウイルスによっておこる
急性の発疹性感染症
日本では三日はしかとしても知られている
流行時期は、
春から初夏にかけて多くみられる

風疹の症状は?

主な症状としては、
発疹発熱リンパ節の腫れ
(潜伏期間は2~3週間)

2000~5000人に一人の割合で
脳炎、血小板減少性紫斑病などの
合併症が発生することがあるので
侮れない病気です

又、
大人が風疹にかかると、
発熱や発疹の期間が子供より長く、
関節痛もひどいケースが多くみられる

一方、
風疹ウイルスに感染しても症状が出ないまま
免疫ができてしまう不顕性(ふけんせい)の
感染者が15~30%位いる
尚、
風疹は、
一度かかると二度とかからない病気である

風疹ウイルスは人にうつるので注意!

風疹はウイルス性の感染症ということで、
くしゃみや咳などの飛まつによって
他の人にうつります。
発疹症状のでる1週間前から
発疹症状が出た後の1週間くらいまで
感染力があるといわれているので注意が必要です

感染力は、
麻疹(はしか)や水痘(水ぼうそう)ほど強くない

風疹の治療方法とは?

風疹に対する有効な治療法はありません

よって、
高熱や関節痛には解熱鎮痛剤、
発疹やかゆみには抗ヒスタミン薬
といった具合に…
必要に応じた対処療法
(症状に対する治療)となります

風疹は三日はしかと呼ばれているように
症状が3~5日位で沈静化していく為、
自然治癒(自宅で安静)がほとんどです

風疹の予防方法は?

風疹の予防はワクチン接種が有効です

<麻疹と合わせたMRワクチン>は、
風疹よりも症状が重い麻疹の予防にもなる

ちなみに、
昭和37~54年生まれの男性と、
昭和54年~平成7年生まれの男女は、
予防接種が義務ではなかったことから、
感染者が多いと言われている

尚、
妊娠の可能性がある女性で、
過去に風疹にかかったことがない場合は、
予防接種によって免疫を獲得しておくことが
とても大事なことです

妙齢の女性や妊婦さんは要注意!

妊娠初期の女性が感染すると…
生後の赤ちゃんが
難聴や心疾患などになるおそれがある。
よって、
妊婦さんはもちろんだが、
その家族や職場の同僚も
ワクチン接種によって
感染を事前に防ぐ必要がある

一番危険なのは…
できちゃったケース
流行する春先から夏は特に危険

風疹になったことがなく、
予防接種も受けてない
子供が生める女性は、
今すぐワクチン接種を!

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