2017年11月28日
楽天球団副会長の星野仙一氏の
『野球殿堂入りを祝う会』が
東京都内のホテルで開かれ、
田淵幸一氏、山本浩二氏、原辰徳氏ら
レジェンド選手から
野球日本代表の稲葉篤紀監督までズラリ勢揃い。
演歌歌手の北島三郎、
プロゴルファーの青木功ら各界の著名人等
政財界、野球関係者ら約1100人が出席
その他、
元プロ野球選手の長嶋茂雄氏、
お笑い芸人の明石家さんまらがメッセージを寄せた
星野仙一氏は、
中日、阪神、楽天の監督としてリーグ優勝
2013年には楽天で悲願の日本一になるなど
監督歴代10位の1181勝を挙げ
2017年1月
エキスパート表彰で
野球殿堂入りを果たしていた
2013年、
楽天球団初の日本一輝いた当時のメンバー、
球団創設初の日本一に輝いた2013年当時、
エースとして活躍した田中将大(現ヤンキース)も
「このためにニューヨークから帰ってきました。
日本シリーズでは、
最後の場面で使っていただいて本当にありがとうございました」と、
感謝の言葉で祝福した。
星野氏も軽く肩を叩きながら
「ありがとうな」と笑顔を浮かべていた。
その後のトークショーでは、
楽天が日本一を決めた日本シリーズ第7戦に話題が及ぶと、
星野氏は「将大をベンチから外すつもりでいた」と告白。
「それでもコーチ陣が『(田中は)投げるつもりです』と言うから、
それなら投げさせるつもりだからなと伝えた」と秘話を告白。
しかし、
「そうしたらこの間、テレビで(田中が)投げるつもりはなかったと…。
ちょっと、お前ら立て!」と、
佐藤、森山両コーチと田中をそばに立たせ“公開説教”が始まった。
田中将大が、
「(記憶が)あいまいなんで…。ただ投げるつもりではいました」
と頭をかくと星野氏は
「(コーチを含めた)この3人に騙されたことが結果、
いいピッチングにつながったということです」と
笑顔で締めて会場を沸かせた。
『野球殿堂入りを祝う会』の発起人である
楽天の三木谷浩史オーナーは
「世界一の名監督だと思っている。
今後もますます野球界全体に貢献していただきたい」と称えた。
星野仙一氏は、
「皆さん、こんなにたくさんお集まりいただき、
本当にありがとうございます。
これからは子供たちが野球ができる環境を作っていきたい」
と語った。
同『野球殿堂入りを祝う会』は、
12/1には大阪市内のホテルでも開催された。
阪神・金本知憲監督、ロッテ・今岡誠二軍監督、
今季限りで関西独立リーグを退団した当時のエース・井川慶など
2003年阪神V戦士から、
岡田彰布、真弓明信、和田豊ら歴代の阪神監督、
ソフトバンク・王貞治球団会長を含む球界関係者、芸能人など950人が集結
星野仙一氏は、
「12月に入り本当にお忙しい中、大勢集まって頂き、
誠にありがとうございます。
きょうはわざわざ王先輩もいらっしゃってくださって、
本当に感謝しています」と挨拶。
王貞治会長は、
「星野さんは大変闘志が外に出るタイプ。
私もいろんな投手と対戦したが、ほとんどの人は記憶にない。
そのなかでも3本の指に入る強烈な印象がある」と
メッセージを送った
2003年阪神監督時代に
18年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた星野副会長は、
壇上の金本監督、矢野二軍監督らに“闘将節”を炸裂。
「このメンバーに出会ったことを誇りに思う。人生が変わりました」と、
一応は持ち上げながらも
「(阪神が)優勝するまでの猶予はあと2年だ。
それで甲子園で楽天と阪神の日本シリーズをやること。
楽天はその準備はできている。あとは阪神がどれだけ用意できるか。
私が生きている間にやってもらいたい。自分の夢だ」と猛ゲキを飛ばした。
金本監督は、
「(自分の)阪神の生みの親。監督になっても見習うところは多い。
勝つことへの姿勢、こだわり。
何よりも勝つことが幸せなんだと再確認させてくれた」と話した