2019年
阪神タイガース
交流戦終了時点(73試合消化)
セリーグ3位<貯金1>
昨年最下位
シーズン前もBクラス予想が多かっただけに
健闘している部類だが…
調子が上がらない
他チームに助けられている感もある中、
気になるのは、
失策(エラー)数の多さだ
年間失策(エラー)数が100超必至!
ペナントレースをほぼ半分消化した時点で
63
無論、
セリーグ断トツ最下位
セリーグ最少の
中日ドラゴンズ(23)の3倍近い
失策(エラー)がなければ
勝っていた試合も多々あったとあって
見過ごせない数字
エラーに限りなく近いヒットも
少なくない
弱いチームの典型
むしろ
これだけの失策(エラー)数で
この順位にいること自体が不思議な位だ
このままでは
年間失策(エラー)数は100超必至!
失策が多くては優勝はおろかAクラスも厳しい
最近、
阪神タイガースで
失策(エラー)数が100を超えたのは
2000年の101個
野村克也監督の暗黒時代で
当然セリーグ最下位だった
ちなみに、
3年後の2003年
星野仙一監督でセリーグ優勝しているが、
この時の失策(エラー)数は
63
セリーグ最少だった
失策(エラー)数100超で
Aクラスは奇跡的といっても過言ではない
エラーによる被害投手は…ガルシア
2019年
失点と自責点の差は47
(中日は11)
失策(エラー)で被害を受けている投手を
<失点と自責点の差>でみると…
ガルシア <11>
青柳晃洋 < 6>
高橋遥人 < 5>
西 勇輝 < 4>
メッセンジャー< 4>
岩田 稔 < 4>
岩崎 優 < 4>
桑原謙太朗 < 4>
ドリス < 3>
自責点にならない失点とはいえ、
余計なアウトを取ることで
球数が増えると同時に疲労する等
悪循環が生まれる
結果
自責点にならない
タイムリーエラー等でなくとも
勝敗を左右することになる
打撃優先の金本矢野ラインのツケ
阪神タイガースの
昨年の失策(エラー)数は、
89
セリーグ最下位
金本知憲監督の3年間で
97→82→89と
悪化したのは明らかで
それを継承している
2019年はそれを超えるペース
金本前監督時代から
得点力強化の為、
打撃重視の起用になったのが原因の1つ
「打たなければ使ってもらえない」
「凡打が続くと代えられる」という
意識が強くなった結果、
守りに対する意識が希薄になった背景がある
矢野燿大監督になって
更に悪化したのは、
キャンプ時から選手の自主性重視で
厳しい練習をしてこなかったツケが
現在の失策(エラー)数に表れている
イケイケの矢野ガッツ!
首脳陣はエラーにも寛大なようで
「エラーしても勝てばいい」では
優勝はおろかAクラスも厳しい
チャンスに弱い4番大山が守備でも…
■阪神失策(エラー)数上位内訳
大山悠輔 14
木浪聖也 9
北條史也 9
マルテ 5
梅野隆太郎 4
近本光司 3
中谷将大 3
青柳晃洋 3
ドリス 3
糸井嘉男 2
糸原健斗 2
特に、
三塁手として
あのザル守備で有名な
村上宗隆(ヤクルト)の11失策より多い
14失策(エラー)の大山悠輔
一時は守備の人と言われた時期もあったが…
12球団でも断トツ最多失策(エラー)数
不相応の4番を任され続け、
4番としての打撃不振が守備に影響を与えている
一方、
昨年11個から激減(2)した
糸原健斗
三塁、遊撃も守るが、
二塁のゴールデングラブ賞も狙える
■セリーグ二塁手エラー数
糸原健斗(神) 2
阿部寿樹(中) 2 ※規定打席未満
菊池涼介(広) 5
山田哲人(ヤ) 5