十角館の殺人 huluが不可能とされた実写映像化を実現!綾辻行人デビュー作

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映像化は難しいとされていた
『十角館の殺人 』が、
作品発表から36年以上の月日を経て
Huluで実写映像化!
⇒ 3月22日(金)独占配信

『十角館の殺人 』は、
1987年に発表された
推理作家
綾辻行人のデビュー作
(「館」シリーズの第一作)
発表当時ミステリー界に大きな衝撃を与え、
「新本格」ミステリーブームを牽引した
昨年末には、
実写映像化を受けて
ベストセラーランキングにランクイン


綾辻行人とは

綾辻行人(あやつじ ゆきと)とは…

京都府京都市出身の
日本の小説家・推理作家
日本推理作家協会会員で
本格ミステリ作家クラブの
執行会議員を務める
現在63歳<1960年12月23日生まれ>
※妻は同じく小説家の小野不由美さん

作風は、
物理トリックよりも叙述トリックを得意とし、
緻密なプロット、驚きのどんでん返し、
そして独自の文体で知られている。

彼の作品はミステリーだけでなく、
ホラー作品も…

日本国内外で高い評価を受けており、
多くの読者に愛されている。

館シリーズの魅力とは

綾辻行人の代表作である「館シリーズ」

  • 『十角館の殺人』(1987年)
  • 『霧越邸殺人事件』(1990年)
  • 『時計館の殺人』(1991年)
  • 『Another』(2009年)

このシリーズの魅力は…

不思議で風変わりな建物で起こる
一連の殺人事件を描いた本格ミステリで、
長年多くのファンを魅了し続けている。

🏰「館シリーズ」とは?

  • 基本情報:
    綾辻行人による長編推理小説シリーズ
    これらは、
    亡くなった伝説の建築家
    中村青司が残した
    風変わりな「館」を舞台に、
    謎多き殺人事件が次々に発生します。
  • 特徴:
    幻想的な世界観と複雑なトリック、
    そして最後のどんでん返しで読者を魅了。
    特に第1作『十角館の殺人』は
    新本格ミステリブームの
    火付け役となった。

🌟「館シリーズ」の人気の秘密

  • 緻密なトリックと展開:
    綾辻行人の物語は、
    推理小説の醍醐味である
    驚きのトリックや展開が満載です。
    特に、
    「秘密の抜け道」や「隠し部屋」等
    本格ミステリの禁じ手を使いつつも、
    新しい解釈でファンを楽しませています。
  • 独特の世界観:
    綾辻行人の作品には、
    ミステリーだけではなく
    幻想・ホラー風味の要素も含まれている為、
    読者に深い印象を与えます。
    この独特の雰囲気が、
    シリーズの大きな魅力の一つとなっている。

「館シリーズ」は、
ただのミステリー小説に留まらない、
綾辻行人独自の世界観と
文学性が詰まった作品群です。
各作品を通じて、
緻密に織りなされるトリックや
ストーリーの背後にある思想を
感じ取ることができます。
また、
他にはない独特の「館」の設定は、
読むたびに新しい発見があり、
繰り返し楽しむことができるでしょう。

館シリーズは<なぜ>映像化不可能だったのか?

綾辻行人の「館シリーズ」は、
ミステリー小説の中でも特異な存在であり、
長らく「映像化不可能」と言われてきました…
その理由を探ってみましょう。

  1. 複雑なプロットとトリック
    綾辻行人の作品は、
    緻密で巧妙なプロットと
    叙述トリックで読者を翻弄します。
    特に「十角館の殺人」は、
    たった1行で事件の真相を描く
    という大胆な手法を用いています。
    このような複雑なストーリー構造は、
    映像化において
    説明や伏線の提示が難しい要素となります。
  2. 独特の雰囲気と難解な謎
    綾辻行人の作品は、
    独特の雰囲気と難解な謎が魅力です。
    物語の舞台や登場人物、謎解きの過程等、
    細部にわたって緻密に描かれている為、
    それを実写化することは
    非常に難しい課題となります。

綾辻行人氏は、
映像化発表時に
「どうやって実写化するの?できるの?
という疑念を抱かざるをえませんでした。」
と心配を口にしつつ
内片輝監督への信頼があると話した。
「原作をすでに読んでおられる人にとっては、
気になるのはやはり、
映像化不可能であるはずのメインの仕掛けを
どうやって可能にしているか?
という点でしょうから、
まずはその興味でご覧ください。
ですが、
その試みが成功しているか否かについては、
原作を読まずに観た人の感想を
伺うしかないわけです。
そのあたり、
なかなか向き合い方がむずかしい
作品かもしれませんね。
ともあれ、
内片監督渾身の作であることは
間違いないはずです。
どんな仕上がりになるのか、
僕も大いに楽しみにしています。」と
コメントした。

尚、
脚本を手掛けたのは、
「半沢直樹」
「下町ロケット」
「家政夫のミタゾノ」等で知られる
八津弘幸氏

『十角館の殺人』のあらすじ

物語の舞台は、
十角形の奇妙な外観を持つ
「十角館」が存在する孤島・角島。
大学ミステリ研究会のメンバー7人が、
合宿のためにこの島を訪れます。
しかしその島には、
半年前に焼死したとされる天才建築家
中村青司が建てた
不気味な雰囲気が漂う謎に満ちた館が…
合宿が始まるや否や、
メンバーたちは次々に惨殺されます。
孤島という閉ざされた空間、
怪しい足音、そして不可解な手紙。
誰が、何の目的で、
どのようにして犯行を行ったのか。
そして、
「死者からの手紙」が
真実に迫る鍵となります。
島田潔という名の素人探偵は、
柔軟な思考と鋭い洞察力を駆使して
謎を解き明かしていきます。

この物語の最大の特徴は、
急転直下のどんでん返しと、
最後まで予測不能な展開です。
読者は最終ページに至るまで、
綾辻行人の巧みなプロットに翻弄されます。
『十角館の殺人』は、
その緻密な謎解きと、
予想を遥かに超える結末で、
多くの読者を驚愕させます。

『十角館の殺人』のキャスト~主演は奥智哉

『十角館の殺人』のキャストは…

主役は、
ドラマ初主演となる
元ミステリ研究会メンバー・江南孝明役の
奥智哉
(「ラストマン~全盲の捜査官」)

江南と一緒に
謎を追い求める島田潔役で
青木崇高
(「犯罪都市 NO WAY OUT」「ゴジラ-1.0」)

他では…
濱田マリ
(アパートの大家・松本邦子)
池田鉄洋
(事件の真相を追う刑事で潔の実の兄・修)
前川泰之
(事件が起きた青屋敷の元庭師・吉川誠一)
草刈民代
(行方不明の吉川誠一の妻・吉川政子)
角田晃広<「東京03」>
(島田の友人・中村紅次郎)
仲村トオル
(館を設計した天才建築家・中村青司)

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