2022年9月8日
現役最年長(45歳)の
中日ドラゴンズ
福留孝介外野手が、
バンテリンドームで記者会見を開き、
現役引退を発表した
9月23日(金)
バンテリンドームの
巨人戦で引退試合が行われる
現役24年間で
日米通算2450安打
数々の印象的な場面
勝負強い打撃が浮かぶ中
全盛期は2006年
第1回『WBC』準決勝で
代打先制ホームランで優勝に導いた
同年、
松井秀喜の三冠王を阻止する
2度目の首位打者を獲得
東京ドームが、
ドラファンの大声援で揺れた!
伝説の優勝決定試合では
延長12回に決勝タイムリーを打つ等
セリーグMVPにも輝いた
2008年
シカゴ・カブスの本拠地
リグレーフィールドでの
メジャー開幕<デビュー>戦で
”フクドメ”コールの中、
守護神・ガニエから打った
劇的な同点スリーランホームラン
そして
カーテンコールに応える場面
野球界からも
労う声が多数寄せられた
◆ソフトバンク・王貞治会長
(第1回『WBC』監督)
「彼は一緒にプレーしたのはWBCだけだから。
あのときに貴重な、優勝につながる
最高のホームランを打ってくれたから。
僕の中では歴史の中に残っている。
僕の野球史に残る選手だね。
この後どういう道を進むかわからないけど、
野球しかないと思う。
後進をうまく指導して彼がやったような、
チャレンジするというのを
若い選手に教えてあげてほしい。
お疲れさまでした」
◆読売巨人・原辰徳監督
「WBCでも世界一のメンバーで
よく貢献してくれましたし…
あれだけの頑健な体を持ち合わせて、
見事な野球人生だったと思いますね」
◆元近鉄監督・佐々木恭介氏
「長いことお疲れさんやったなとも、
まだまだやれるよ頑張れ、とも言えなかった。
あの電話以来、落ち込んだままです。
ぼくにとってあいつは家族同然、
息子みたいなものやから」
◆中日・荒木雅博内野守備走塁コーチ
「コメントを短くまとめるなんて
できないです(苦笑)
今はお疲れさまでした、
という言葉しかありません」
◆元阪神・鳥谷敬
「ついに終わってしまうんだなという感情です。
福留さんは45歳になった今も体が強いし、
技術も高いまま。
いつまでもプレーしてくれるイメージがあったので、
寂しい気持ちがないといえばウソになります。
本音を言えば、
サッカー界のカズさんのように
いつまでも現役でプレーしてほしかった。
ただ、球団からの話を待つまでもなく、
自らパッと引き際を見極められる決断力はさすがです。
あらためて筋が通っている先輩だなと感じました。
福留さんは常に学ばせてもらう相手でした」