2020東京五輪招致演説で有名になった 滝川クリステルの「お・も・て・な・し」
2020年の東京五輪において それができないとあっては日本の威信にかかわるが…
<おもてなし>できない深刻な理由とは!?
それは、
2020年東京五輪選手村のシェフ問題
それを指摘したのは、 日本を代表する料理人のひとり、
全日本・食学会副団長の三国清三氏 (東京・新宿 オテル・ドゥ・ミクニ)
この日、
白鶴「まる」30周年記念キャンペーン
「日本酒活性化プロジェクト発表会」に
同会会長の村田吉弘氏(菊乃井)ら 料理人社長と出席した場で明らかにした。
「50年前の東京は400人、
前回のロンドンは800人の料理人でやりました。
2020年の東京は1000人は必要。
しかし、今の日本で料理がちゃんとできる人招集したら100人もいません。
料理人を育てるのに10年はかかりますが、
アルバイトを使って簡単に簡単に、とやってきた結果です。
6年後、恥をかくのはみえみえです」という。
こうした現状に対して打開策はあるのか?
フレンチから鰻(うなぎ)、焼き鳥、タコ焼きまで あらゆる料理人が参加し、
日本の食文化を守り、発展・継承する活動をしている 全日本・食学会が動くという。
「全日本・食学会として、
6年かけて本当のおもてなしができるプロを養成します。
1000人は日本だけでは無理なので、
100人くらいは全世界から志ある料理人を集めて、
きちんとした日本料理を村田団長に教えてもらいます。
彼らが国に戻る時、
ちゃんとした日本食、日本酒が世界に広がります。」
全日本・食学会は、 日本政府の食関係の窓口でもあるが、
東京五輪競技大会組織委員会によると 選手村の食事について
「大切なことですが、
基本計画もこれから着手する段階で、
具体的なことは何も決まってない」 ということらしい
これは、
日本でプロの料理人を目指す人間にとっても
またとないチャンスになるかもしれない。