
2025年
第27回参議院議員選挙
<7月20日投開票>
投票1週間前の中盤情勢
各社調査によると
自民、公明両党は
非改選を含む参院の過半数(125議席)に
必要な50議席確保に序盤戦に引き続き苦戦
その度合いが大きくなっている
とりわけ、
ネット民の間では
自民(公明)はボロクソ
一方、
参政党の勢いが目に見えて顕著だったが、
最終盤になって
それを食い止めたい”勢力”が、
ネガティブ情報を流して大混乱
それはさておき、
米問題に代表される物価高の話題で
裏金議員が隠れてしまっている
注目される
裏金議員の選挙戦情勢は?
選挙区の9名中
当確1名、ほぼ当確3名、
接戦4名、落選1名といったところ
目次
参院選<比例区>の裏金議員
自民党は、
比例選に31人が立候補
(前回2022年18議席)
比例選での第1党は維持する見通しだが、
大幅減が予想される。
過去最低だった2010年の
12議席と同程度に落ち込む可能性もある
2000万円超の不記載があった
元オリンピック・パラリンピック担当大臣
橋本聖子(60)は、
6月26日
日本オリンピック委員会(JOC)の
新会長に女性で初めて選出され、
依然として強い影響力を保持している
その知名度から
落選する可能性はないが、
落選して欲しい議員アンケートでは
トップという結果が出ている
参議院政治倫理審査会では、
「会計責任者や税理士から
『問題ない』と報告を受けていた」
「政治不信を招き、深く反省している」と発言
268万円の不記載があった
自民党政務調査会副会長
赤池誠章(63)は、
安倍元総理が永久顧問の
自民党若手中堅の政策勉強会
<保守団結の会>の共同代表世話人
参議院政治倫理審査会では、
パーティー券の販売ノルマの超過分が
派閥から還付される仕組みについて
「あるのだろうと分かっていた」と語った
26万円の不記載があった
元参議院厚生労働委員長
石田昌弘(58)は、
参議院政治倫理審査会に出席せず
参院選<選挙区>の裏金議員
北海道<3議席>〇
高橋はるみ(71)
前北海道知事
自由民主党政務調査会環境部会長
終盤戦(17日)
立憲民主党の現職
勝部賢志に次ぐ2番手につけ
やや優勢な選挙戦になっている模様
以下
自民党の現職・岩本剛人
国民民主党の新人・鈴木雅貴
参政党の新人・田中義人が激しく競り合っている
福島<1議席>▲
森まさこ(60)
法務大臣<2019–2020年>
内閣府特命担当大臣<2012–2014年>
序盤戦
立憲民主党の新人
石原洋三郎(52)と横一線だったが
終盤戦になって
石原洋三郎がやや先行し、
森雅子が激しく追う展開
公明党は、
政治資金収支報告書への不記載問題を受け、
推薦ではなく「強力なる心情的支援」で
選挙協力している
愛知<4議席>〇
酒井庸行(73)
元経済産業副大臣
終盤戦
立憲民主党の現職
田島麻衣子(48)がリード
次位の
酒井庸行も先行
国民民主の新人
水野孝一(48)がやや優位
最後の1枠は、
参政党の新人
杉本純子(47)が抜け出す情勢
公明党の現職
安江伸夫(38)は厳しいか?
兵庫<3議席>▲
加田裕之(55)
元法務政務官
序盤戦から
立民県連から推薦を受ける
前明石市長としての知名度抜群の
泉房穂(61)が抜け出す中
残り2枠は混迷
加田裕之はじめ
国民民主党の
多田ひとみ(45)
参政党の
藤原誠也(37)
公明党の現職
高橋光男(48)
維新の
吉平敏孝(44)と大激戦
京都<2議席>▲
西田昌司(66)
前回の参議院議員通常選挙では、
京都府選挙区から出馬しトップ当選
沖縄戦で犠牲となった
女子生徒らを慰霊する
「ひめゆりの塔」の説明をめぐる
不適切発言の謝罪・撤回も響く展開
長年、
自民と共産で議席を分け合ってきた選挙区
今回は誰が勝つかわからない混戦模様
終盤戦
西田昌司と
維新の新人
元カンテレアナウンサーの
新実彰平(36)と
共産党副委員長の
倉林明子(64)が譲らない情勢
三重<1議席>▲
吉川有美(51)
元外務政務官
終盤戦
立憲民主党の新人
元三重県議会議員
小島智子(64)がやや優勢
吉川有美が追い上げるも
政治資金収支報告書の
不記載問題を抱えており、
無党派層の支持は伸び悩んでいる
奈良<1議席>〇
堀井巌(59)
元外務副大臣
終盤戦
堀井巌がややリード
国民民主党の新人
元奈良県大和郡山市議会議員
杉本葵(34)が激しく追う展開も
政権批判票が分散
山口<1議席>◎
北村経夫(70)
終盤戦
分厚い保守地盤に支えられ優勢
公明党からの推薦は得られていないが、
公明県議らが支援し盤石
国民民主党の新人
元中学校教諭
関谷拓馬(35)が追うが厳しい
宮崎<1議席>●
長峯誠(55)
元経済産業政務官
終盤戦
立憲民主党の新人
元宮崎県議会議員
山内佳菜子(44)がリードを広げる
長峯誠、
参政党の
滋井邦晃(43)が続く
参議院選挙特番2025
7月20日投開票の参院選
民放キー局が選挙特番を放送する
各局のMCやコメンテーターらが、
各党幹部、候補者と中継をつないで
時には舌戦を繰り広げるのだが…
今年は、
選挙特番の”顔”といえる
池上彰氏が不在
そして、
山本太郎代表率いる
れいわ新選組が、
開票センターを設置しないことで、
選挙特番への対応を行わないことを発表
そんな中、
各局の選挙特番ラインナップは?
選挙特番【前回】視聴率
2024年10月27日に放送された
テレビ各局の衆院選開票特番の
平均世帯視聴率は…
1位…19.1%
NHK『衆院選開票速報 2024』
2位…9.7%
テレビ朝日『選挙ステーション2024』
3位…8.7%
日本テレビ『NNN衆院選zero選挙2024』
4位…8.3%
フジテレビ『Live選挙サンデー超速報SP』
5位…6.9%
TBS『決戦!緊急W中継
SMBC日本シリーズ2024×選挙の日』
6位…3.7%
テレビ東京『集まれ!総選挙ライブ』
TBS
『選挙の日2025』
太田光が問う!暮らしは本当に変わるのか?
<21:00〜0:00>
爆笑問題の太田光が、
4回連続で同局選挙特番の特別キャスター
今回は各党トップに事前インタビュー
(youtube公開)
生中継で暴走トークが繰り広げられるか?!
21:00の遅いスタートは、
バレーボールネーションズリーグ
男子『日本×アメリカ』中継の為
放送延長も予想されるので
他局に後れを取るのは必至!
【出演】
太田光(爆笑問題)
総合司会:井上貴博アナ
特別司会:石井亮次アナ
キャスター:出水麻衣アナ
テレビ朝日
『選挙ステーション2025』
<19:54〜22:45>
『報道ステーション』の選挙版
平日帯『ワイド!スクランブル』の
大下容子を加えた堅実路線
【出演】
大越健介キャスター
大下容子アナ
日本テレビ
『zero選挙2025』
20万人規模「出口調査」
<19:58〜23:55>
昨年の衆院選に引き続き、
藤井貴彦アナと
同局のドラマ『放送局占拠』の主演
櫻井翔がダブルMCを務める
【出演】
藤井貴彦アナ
櫻井翔
石田健(「The HEADLINE」編集長)
フジテレビ
『Live選挙サンデー 超速報』
かつてない異例の参院選…史上最大規模の開票速報
<19:58〜25:10>
橋下徹と因縁がある
日本保守党の百田尚樹代表との直接対決に注目
【出演】
宮根誠司
宮司愛海アナ
橋下徹(元大阪府知事)
金子恵美氏(元衆院議員)
テレビ東京
『選挙サテライト2025』
<1部:19:55〜20:15
2部:22:00〜23:00>
タブーなき質問を連発して
〝池上無双〟と呼ばれた
池上彰氏が、
昨年の衆院選
(米大統領取材の為スタジオ不在)に続き
不在となる今回も視聴率は期待できない
テレビ東京によると
『長年、選挙報道に関わり
自分としては〝卒業〟した気持ちであり、
今後は後進に譲りたい』という趣旨の話が
本人からあったという
1部と2部の間に
『家、ついて行ってイイですか?』を入れる
独自路線はいかにもテレ東らしい!?
【出演】
田中瞳アナ
竹崎由佳アナ
豊島晋作キャスター
特別キャスター:クイズ王の伊沢拓司
※池上彰氏は開票日翌日の
「WBS(ワールドビジネスサテライト)」で
選挙結果を受けての生解説を行う予定