2019年3月24日
平成最後の大相撲本場所となる
大相撲春場所千秋楽が
エディオンアリーナ大阪(観衆7242人)で行われ
横綱・白鵬(34)が、
横綱・鶴竜(34)を下手投げで破り、
3場所ぶり42度目の優勝<最多記録更新>を
15戦全勝で飾ったが…
この平成最後の結びの一番で大きな痛手を負った
又、
この日注目された
負ければ大関陥落の
カド番大関・栃ノ心との一戦
これに快勝して10勝に到達した
関脇・貴景勝(22)は、
大関昇進が満場一致で決定!
白鵬重傷でイチロー同様引退決意か?
白鵬はこの日
横綱・鶴竜と1分2秒5の大相撲
下手投げで勝った勢いで土俵下へ落下転倒
なかなか立ち上がれない…
土俵へ戻った白鵬の表情は苦悶に満ち
右上腕二頭筋を強く握り、
腕は「く」に曲げたままだった
支度部屋へ戻った白鵬は開口一番、
「切れてる。駄目だね。」
左大胸筋及び左上腕部を痛めた
横綱・稀勢の里が、
横綱として最多となる8場所連続休場という
不名誉な記録を残して引退したばかり
横綱・白鵬は、
「平成最後の場所で優勝して、
新しい元号の最初の場所で優勝したい」
という思いがあるようだが…
新元号最初となる
夏場所(5/12、両国国技館)の出場は限りなく厳しい
ちなみに、
宝暦11(1761)年10月場所以降、
時代の最後の場所と
元号が改まった最初の場所で優勝したのは
「安永」「天明元年」を制した横綱・谷風と
「天保」「弘化2年」の横綱・秀ノ山の2人のみ
頂点を極めた白鵬は、
潔く<引退>の道を選ぶだろう
先のイチロー同様
平成の終わりと共に…
■イチロー引退!感動をありがとう!平成の終わりと共に…
横綱・白鵬は、
3/21未明に現役引退会見を開いた
イチローについて
「(会見を)見ましたよ。
“番付”という言葉を使っていましたね。
相撲が好きなんだなというのが伝わってきました。」
と言及していた
尚、
表彰式では、
八角理事長(元横綱北勝海)から渡された
天皇賜杯を一人で抱えることができず、
朝日山親方が介添えする異例の表彰式となった
平成最初と最後に横綱負傷の奇遇
平成元年春場所にて
横綱・千代の富士が14日目に優勝を決めるも負傷
<千秋楽は不戦敗>
表彰式では、
左手首にテープを巻いて腹に固定して登場。
天皇賜杯を受け取る際には、
土俵上の審判が手を貸した光景が
今回プレイバック!
貴景勝が大関昇進!栃ノ心は大関から陥落
東関脇・貴景勝(22)
<本名:佐藤貴信>は、
カド番大関・栃ノ心との一戦に快勝!
大関昇進のノルマとされた10勝に到達!
小結だった
昨年11月の九州場所での優勝(13勝)から
直近3場所で計34勝
大関昇進の目安となる
<三役で直近3場所33勝>を上回った