3月21日のラストゲーム後に行われた
イチローの引退会見は、
「こんなにいるの? びっくりするわぁ。そうですか。
いやぁ、この遅い時間にお集まりいただいて、
ありがとうございます。」ではじまった…
そして、
弓子夫人、
愛犬の一弓(いっきゅう)にも言及した
イチローさんを支えてきた弓子夫人への思いは?
「いやぁ、頑張ってくれましたね。
一番頑張ってくれたと思います。
僕はアメリカで結局3089本のヒットを打ったわけですけど、
妻はですね、およそ……
僕はゲームの前にホームの時はおにぎりを食べるんですね。
妻が握ってくれたおにぎりを
球場に持っていって食べるのですけど、
その数がですねぇ、2800個くらいだったんですよ。
だから3000いきたかったみたいですね。
そこは3000個握らせてあげたかったなと思います。
妻もそうですけど、まぁとにかく頑張ってくれました。
僕はゆっくりする気はないですけど、
妻にはゆっくりしてもらいたいと思ってます。
イチローを支えた愛犬・一弓(いっきゅう)
それと一弓(いっきゅう)ですね。
一弓というのはご存じない方もいるかもしれないですけど、
我が家の愛犬ですね。
柴犬なんですけど。現在17歳と7か月。
今年で18歳になろうかという芝犬なんですけど。
さすがにおじいちゃんになってきて、
毎日フラフラなんですが、懸命に生きているんですよね。
その姿を見ていたら、それはオレ頑張らなきゃなって。
これはジョークとかではなくて、本当に思いました。
あの懸命に生きる姿。
2001年に生まれて、
2002年にシアトルの我が家に来たんですけど、
まさか最後まで一緒に、
僕が現役を終えるときまで
一緒に過ごせるとは思っていなかったので、
これは大変感慨深いですね。
一弓の姿というのは。
本当に妻と一弓には感謝の思いしかないですね」
イチロー引退会見から学ぶ金言
◆「50歳まで現役」を宣言したことについて
言葉にすること、
難しいかもしれないけど言葉にして表現するというのは、
目標に近づく一つの方法ではないかなと思います。
◆メジャー挑戦当時
「孤独を感じながらプレーをしていた」ことについて
孤独を感じて苦しんだこと、多々ありました。
ありましたけど、
その体験は未来の自分にとって
大きな支えになるんだろうと今は思います。
だから、
つらいこと、しんどいことから逃げたい
というのは当然のことなんですけど、
でもエネルギーのある元気のある時に
それに立ち向かっていく。
そのことはすごく人として
重要なことではないかと感じています。
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イチローと弓子夫人が臨時51ゲートから渡米
イチローの引退会見は深夜に及んだが、
翌(当日)22日、
成田空港発シアトル行きの航空機で渡米した。
その際、
弓子夫人と共に現れたイチローは、
背番号と同じ51ゲートから搭乗
全日空の成田空港発シアトル行きは、
通常「58B」搭乗口を使用するが、
この日は全日空の計らいで「51」に変更したという
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