2017年7月15日(土)
TBS系列で約13時間に渡って生放送される
『音楽の日』(14~翌5時)
7回目となる今年のテーマは
「未来への一歩」
『復興への道』や
3年後の『東京オリンピック』など、
日本中の明るい未来への“一歩”に
エールと元気を届ける
元SMAPの中居正広が司会を務める当番組は、
昨年までは元SMAPの飯島マネージャーが
関与するジャニーズ勢のみの出演だった
(ジャニー喜多川社長配下のKinki Kidsは例外)
しかし今回は、
メリー喜多川&藤島ジュリー景子副社長が目をかける
TOKIO、V6、Hey!Say!JUMPが初出演する
ファンは、
中居正広との絡みを複雑な想いで見るのか?
新鮮な想いで見るのか?
又、
同番組へ長渕剛の出演が追加発表された
大木真太郎プロデューサーは、
「誰よりも歌の力で日本人の背中を押し続け、
一歩を踏み出す力を与えてくれた長渕剛さんの歌声を、
どうしても視聴者の皆さまに届けて欲しくて」と
熱烈オファー
「<長渕剛の熱い魂の歌>で日本中の拳を振り上げ、
未来への一歩を踏み出す活力を届けたいと思います」と
期待を込めた
1988年に自ら主演したドラマの主題歌
『とんぼ』を30年ぶりに同局で披露する
バーターとして、
5年3ヶ月ぶりの新アルバム
BLACK TRAIN からも
曲を披露することで出演にこぎ付けたようだ
BLACK TRAIN
この曲は金にまみれた黒い列車が現金強奪にあうストーリー。
政治家が労働者からまき上げた巨額の金を運ぶ真っ黒な列車。
イントロのリズムに、
加速する巨大な黒い列車の様子がオーバーラップしてくる。
いったい何があったのだろう?
なんらかの裏切りや仕打ちを受けた主人公は、
けして権力には屈服せず、反旗を翻した。
強奪団となって疾走する列車に飛び乗り、
皆の想いをこめ、その金を奪う。
そして、
奪った金が炎となって暗闇の砂漠に舞う、
という…なんとも迫力ある映画のようなシーンが瞼に浮かぶ。
この主人公が抗う権力とはいったい何だったのか?
謎かけのようなメッセージは、
後半の
「その夜三日月が昇った 赤い涙が流れた死んだ 友の身体をふいてやった」
「この国に軽蔑されるなんて思いもしなかったろうに」と
繰り返し泣くシーンへとつながり、
より一層、「時代に放てよ!ザクザクと」が
意味深いメッセージに聞こえてくる。
この時代と言う砂漠の中を軽快なリズム、
爆音とグルーヴで突っ走っていく、
長渕にしか作りえない、映像的でメッセージに溢れた作品。
長渕剛といえば、
今春に小高工と小高商が合併して開校した
福島県立小高産業技術高等学校の校歌を作曲
(作詞は福島・南相馬市在住の芥川賞作家・柳美里)
その小高産業技術高校が、
春季東北地区高校野球県大会の1回戦で初勝利!
新校歌があいづ球場に響き渡った