2017年8月24日
警察庁がギャンブル依存症対策の一環として
パチンコの出玉やパチスロのメダル獲得数の上限を
従来の約3分の2に規制する
改正風営法規則を決定した
2018年2月に施行される
この新たな規制は、
パチンコの標準的な遊技時間を4時間と想定し、
時間内の出玉が5万円分(1球4円換算)を
下回るよう上限を定めたもの
一応、
パチンコ店は現行の基準で警察の認定を受けた機器を
最大3年間設置することができる猶予期間があるので
実質規制されるのは2021年からとなる
これを受けて、
パチンコ・パチスロ機メーカー最大手の平和の株価は、
年初来高値の3100円(3月14日)から
同安値の2136円(9月6日)へ31%下落
10月2日現在の終値は2228円
一見、
台のスペックに規制がかかるように受け取れるが、
ホールコンピュータの設定でできる話
パチンコ台は完全確率を謳っているので
この規制と実質矛盾が生じる
本来、
規制すべきはホールコンピュータの方
出玉操作によって
上限になれば出なくなるような設定を
すればいいだけの話だろう
ホールコンピュータは、
国に特許申請されているので
役所の人間はこのカラクリを
わかっているのだろうが…
ホールコンピュータは国に特許申請されている
経済産業省の外局の一つに
特許庁がある
発明、実用新案、意匠及び商標に関する
事務を行うことを通じ、
経済及び産業の発展を図ることが任務
特許というものは、
違法なものは登録出来ない仕組みになっているので、
特許登録されているものは、
基本的には合法である
■特許内容
グループ構成の存在と
グループ、シマごとの割り数設定
出願番号:特許出願2003-112266
出願日:1996年10月14日
公開番号:2003-26582
出願人:株式会社エース電研
発明者:武本 孝俊 外2名
発明の名称:遊技場管理装置
■課 題
遊技客の減少化を防止する。
■解決手段
遊技機をその遊技機が属するグループごとにグループ分けし、
各グループごとに交換時の景品玉の単価を設定可能にして、
その景品玉の単価を設定する際に基準となる出玉率のデータを、
各グループごとに取得できるようにして、
全体の遊技客が平均的に景品金額を獲得するようにして、
遊技客の減少化を防止することができる。