2019年7月22日
「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)が、
MCを務める「スッキリ」(日テレ系)の中で
吉本興業
大崎洋会長(65)と
岡本明彦社長(53)の体制に対し、
「この経営陣が変わらないなら俺は辞める」と断言!
「加藤の乱」の行方に注目が集まる
この日の午後行われた
岡本明彦社長の会見を受けて
2019年7月23日朝の
「スッキリ」でも怒りをにじませた
岡本明彦社長のパワハラ発言に対する
「テープ回してへんやろな」という部分の発言を
「聞いてたんだけど現場実際にスベってました」と
藤原副社長がフォローした場面について
加藤浩次は、
「昨日、亮に聞いたんですけど、
その場に藤原副社長がいなかったらしいですよ」と暴露!
まだ嘘をつく、
まだごまかそうとしてる会見と断罪
「<変わらなければいけない>って言ったことは
間違ってなかったって確信に変わっただけ」と語った
そして、
加藤浩次は、
「<取締役が変わらない限り、会社を辞める>と
昨日言ったんでその旨を伝えようと思う」と
23日夕方に吉本興業の大崎洋会長と
会談する予定があることを明かした
これには、
『グッディ!』の安藤優子も番組冒頭で
会談の模様をお伝えすると言及
(カメラを出すという意味)
「加藤の乱」に会長側の松本人志はどう出る?
上層部が刷新されない限り、
加藤浩次の退社の意志はかなり強い模様
「加藤の乱」は、
若手芸人は勿論、世論も完全に味方につけた
この展開に対して、
一番困惑しているのは
松本人志ではないだろうか?
宮迫&亮の会見を受けて
「松本動きます」とツイートして
救世主になると思われていたが…
実際、
吉本興業が宮迫の処分撤回になったり、
芸人ファーストを言いだした動きは、
会見前夜、
松本人志に意見された影響だろう
しかし、
松本人志は、
大崎会長とは同志で
岡本社長、藤原副社長共々、
元ダウンタウンのマネージャーとあって
一部で松本人志への反感も出ていた。
事実、
松本人志は、
大崎会長が退陣すれば
自分も『吉本を辞める』としている
”会社側”の人間でもある
松本人志がどう収めるのか注目される
吉本の会見を受けた松本人志は、
翌日twitterを更新したが
問題の核心には言及しなかった…
寝不足芸人がいっぱいやろな〜
でもプロ根性で乗り越えましょう。
私達は生まれつきオモロイ。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) 2019年7月23日
ちなみに、
加藤浩次は、
松本人志とは違い、
大阪の吉本本流の出身ではなく、
劇団東京ボードヴィルショー出身
1989年
東京吉本の吉本バッタモンクラブの
オーディションから吉本入りしている。
東京・ギンザ7丁目劇場を中心に
ロンドンブーツ1号2号、
ペナルティ、品川庄司等と同じ舞台から
人気・実力を発揮するようになっていった
加藤浩次は、
”ファミリー”を強調する岡本社長について
「家族みたいに<頑張ってるか?>と
言葉をかけられたことは、僕は1度もない。
吉本に30年いて1度もない。
それで、こういう場所で
家族という言葉を使われても何も響かない」
幹部クラスの芸人である松本人志とは違い、
吉本上層部との溝を感じさせた。
解決する落としどころとは…
「加藤の乱」によって
松本人志と加藤浩次の対立構造にも…
体制刷新すれば、
松本人志が辞める
体制刷新されなければ、
加藤浩次が辞める
加藤浩次が辞めるなら
追随して辞める芸人も出てくるだろう
今後、
二人が辞めないようにする落としどころは?
宮迫、亮を救済する落としどころは?
あの恫喝が、
パワハラを超える脅迫罪という声もあり
岡本社長の退陣は避けられないところだろう
それで加藤浩次が納得するのか?
宮迫、亮も吉本に戻る気になれるのか?
吉本興業内に松本興行みたいな
子会社を作るとかの救済策で対処する予感…
元祖「加藤の乱」とは?
2000年11月
第2次森喜朗内閣打倒を目指し
自民党次世代のリーダー候補だった
「YKK」トリオの加藤紘一、山崎拓が起こした倒閣運動
自民党幹事長の野中広務による
党内引き締めにより加藤等の目論みは失敗するも
自民党内の混乱は森政権の凋落に拍車をかけた
「YKKトリオ」の残る1人
小泉純一郎が
翌年春の自民党総裁選において当選する伏線となった