2023年大晦日の風物詩
『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された
昨年出てたのに
今年出てないと”落選”したと報じられるのは、
(旧ジャニーズはさておき)
歌手側にとってありがた迷惑だろう
出演料(ギャラ)は安い上に、
”通し”のリハーサルは、
サウンドチェックとカメラリハーサルの2回
それ以外にも
何かと細かな注文が多いというから
1度出れば十分と考える人も…
上から目線で”落選”というより
出場を打診されても
”辞退(拒否)”する人が増えている昨今
『NHK紅白歌合戦』に
魅力を感じなくなったのは何故か?
出演料(ギャラ)は激安!その相場は?
紅白の出演回数(年功序列?)や
NHKへの貢献度で決まるといわれる出演料は、
総制作費<約3億円>が充当されるが、
民放の音楽番組に比べたら驚くほど安く
大ベテランの
石川さゆりクラスで約100万円
以下、
松任谷由実でも約80万円
常連と化してる
郷ひろみ、福山雅治クラスで約60万円
初出場の新人なら10万円以下!?
更に、
衣装代も出場者側の負担なので
ふんだりけったり
TOP歌手でも楽屋は大部屋
有力歌手が、
『NHK紅白歌合戦』を嫌う最大の理由
それは…その”扱い”
NHKホール1階には、
出演者用の楽屋が10部屋程度
(基本2組で1部屋)
司会者用と数人の大物(ベテラン)歌手に当てられる為、
売れてる歌手でも
NHK放送センターにある大部屋が当たり前
この”扱い”を嫌って出場しない
プライドの高い歌手が多いと推測される
又、
バックダンサーとか引き連れる場合は、
完全に赤字だし
待機場所探しでもひと苦労
大部屋では、
1人あたり2㎡くらいのスペースの為、
マネージャーによる
(できるだけ良い場所の)
陣取り合戦が繰り広げられる
福山雅治とか
有力歌手が中継で出演するケースがあるが、
あれはNHKホールでの扱いで
嫌な思いをしているからだろう
更に、
本番の夕食等も司会者、スタッフ以外
アーティストは基本的に自腹。
NHKの食堂で食べるか、
レコード会社が弁当を用意する。
それでも
”差し入れ”が飛び交うので
食で困ることはなさそうだが…
大御所の撤退…そして紅白批判
こうした空気を読んでか
北島三郎(87)を筆頭に…
加山雄三(86)
水前寺清子(78)
五木ひろし(75)
小林幸子(69)
大御所の”卒業”も相次いでいる
一方で
大御所の受け皿として
『年忘れにっぽんの歌』や
最近では、
ももいろクローバーZの年越しイベント
『ももいろ歌合戦』(日本武道館)に
前記大御所が続々出場して人気を博している
昨年のトリは、
松崎しげる&五木ひろし
又、
11月17日
歌手の松山千春(67)が全国ツアーの東京公演で
紅白出場歌手発表の話題に触れた
3分の2は知らないぞ。
カタカナとか。それはそれでいいんだよな。
毎年言ってるけど、
俺は紅白出るために歌を始めたんじゃない。
『紅白に出たかったんです』って
出場できるやつはそれで良かったんじゃないか。
俺はNHKホールよりもこのステージだ。
今さら紅白に出たら、
今まで俺を応援してくれたみんなを
裏切ってしまうことになる。
俺は正月は北海道にいたい。
あんなNHKごときに『ここに立て』だとか
『あの曲を歌え』とか、
てめえらにガタガタ指図されるような
歌手じゃないんだよ。な?