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2016年7月10日に行われる
第24回参議院議員通常選挙
参議院の議員定数242人の半数、
2010年7月11日の第22回参議院銀通常選挙で選出された
選挙区73議席と比例区48議席の
計121議席が今回の選挙で改選対象となる。
ところで、
比例区がどう決まるのか知らない人が意外といる
衆議院選挙と参議院選挙と違うこともその要因か?
衆議院議員選挙は、
事前に党内の名簿に順位があって
投票された票から党に議席数が配分され
名簿順に当選が決まるしくみ
一方、
参議院議員選挙は、
比例代表制が導入された当時は、
「拘束式比例代表制」だったので順位は付いていたが、
2001年の参議院選挙から「非拘束式比例代表制」になったことで
党内での(名簿)順位は関係なくなった。
参議院の比例区の投票用紙には、
党の名前を書いてもいいし、候補者個人の名前を書いてもOK
いずれにしても党の票としてカウントされ、
それによって党の議席数が決まる。
それから、
党内での議席は前記の個人名投票の多い人から順に当選となる。
従って、
比例区に出ている候補者の訴え方は次のような感じになる
「みなさん、比例区では●●党の■■とお書きください!」
「みなさん、比例区では●●党とお書きください!」とは言いません。
言いかえれば、
参議院の比例区に出ている人たちというのは、
他の党と戦っているだけではなく、
同じ党内の仲間たちとも争ってるということです。
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