夏の新ドラマの評判と数字(視聴率)~ 期待は「家売る女」「仰げば尊し」

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2016年夏の民放ドラマがスタート!
出だしの数字は全体的に低調でジリ貧傾向を予想させる

近年は、
娯楽の多様化によるテレビ離れは勿論、
テレビにしても多チャンネルの時代で
昔と違って数字を取るのはなかなか難しい

平均視聴率15%も取れれば最高の部類で
同10%超で及第点といったところだろう。

又、
作品内容の良し悪し
本当の視聴率という指標として録画率があるが、
CMがカットされるという意味でなかなか日の目をみないのが現状だ

初回視聴率及び寸評(評判)は以下の通り
※◎(お奨め)○(GOOD)▲(今後に期待)△(見る価値なし)印は独断と偏見
   
▲<12.4%>家売る女(日本テレビ)北川景子主演
      「家政婦のミタ(松嶋菜々子)」
      「ハケンの品格(篠原涼子)」
      「ドクターX(米倉涼子)」
      過去にヒットした作品の二番煎じといった感はぬぐえないが…
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△<11.6%>女たちの特捜最前線(テレビ朝日)高島礼子主演
      夫が不倫&覚醒剤で逮捕されたことで同情が集まり
      上々のスタートとなったが内容的には特に何もない!?
      takashima4

◎<11.4%>仰げば尊し(TBS)寺尾聡主演
      前クールで平均17%超でTOPだった「99.9」を次ぐ日曜劇場枠
      吹奏楽部が舞台の実話ということで最初は敬遠しようと思ったが…
      名優・寺尾聡の熱血指導がはまった感動作の予感
      「ROOKIES」の脚本家と演出家のタッグということで納得
      dorama1

△<10.8%>刑事7人(テレビ朝日)東山紀之主演
      昨年の第1シリーズから1年ぶりの放送となる第2シリーズ
      刑事7人というタイトルがドラマ内容とマッチしていないし、
      特徴がこれといってないので退屈
      dorama4
      
▲<10.7%>そして、誰もいなくなった(日本テレビ)藤原竜也主演
      「アンフェア」の原作者・秦建日子氏が書き下ろした
      オリジナルの本格的サスペンスドラマ
      先行き不明のハチャメチャな設定をどう収束させるか?
      dorama3
 
▲<10.2%>営業部長 吉良奈津子(フジテレビ)松嶋菜々子主演
      数字ほど内容は悪くないと思うが、
      主人公の設定が恵まれすぎていて世の中を敵に回している感
      「半沢直樹」を意識したようなタイトルのセンスのなさも
      凋落フジテレビを象徴している
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▲<10.1%>好きな人がいること(フジテレビ)桐谷美玲主演
      不振が続く月9というよりフジテレビがほぼ壊滅状態
      月9定番の夏の若者向けの恋愛ドラマだが
      これといって見るべきところはない!?
      dorama6

△<10.0%>はじめまして、愛してます(テレビ朝日)尾野真千子主演
      特別養子縁組をテーマにした
      人気脚本家の遊川和彦氏のオリジナル作品だが内容は酷い…
      主演も役不足だし、子役にも愛着がわかない

▲< 9.6%>ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(フジテレビ)波瑠主演
      猟奇犯罪ミステリー作に新人刑事役で人気急上昇の波瑠が民放連ドラ初主演
      刑事ドラマ史上最も“異常な”ニューヒロイン誕生という設定は斬新だが…
      dorama7

△< 9.4%>時をかける少女(日本テレビ)黒島結菜主演
      大昔の映画のリメイク?黒島結菜って誰!?
      ネットでは大根役者に脚本も滅茶苦茶といった悪評が並ぶ
      その評価通り第3話の視聴率は4.6%と続落

▲< 9.3%>せいせいするほど愛してる(TBS)武井咲主演
      北川みゆきの『プチコミック』に掲載された漫画のドラマ化
      ティファニーとコラボした不倫がテーマの作品
      dorama10

▲< 7.2%>グ・ラ・メ!(テレビ朝日)剛力彩芽主演
      原作は西村ミツルの『グ・ラ・メ! -大宰相の料理人-』
      金曜ナイトドラマにしてはまずまずの数字
      dorama8

▲< 6.5%>HOPE〜期待ゼロの新入社員〜(フジテレビ)中島裕翔主演
      原作は韓国で社会現象を巻き起こした『未生(ミセン)』
      正味1時間以上が20話の韓国版と比べたら…
      日曜21時台のドラマ枠はフジテレビにとって鬼門になっている
      dorama9

△< 6.4%>神の舌を持つ男(TBS)向井理主演
      日本各地の温泉地を巡りながら事件を解決していくコミカルミステリー
      演出の堤幸彦が「構想に20年を費やした」と語るも数字通りの駄作

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