嵐のマツジュンこと松本潤主演の
『99.9』
日曜21時の日曜劇場(TBS)枠で放送された
刑事専門弁護士の活躍を描いたドラマ
榮倉奈々がプロレスファンという設定で
プロレスファンでないと意味不明な
言葉やポーズが必要以上に飛び交ったり、
レインメーカーことオカダカズチカ、外道をはじめ、
真壁刀義、矢野通、モハメドヨネ等
多数のプロレスラーが特別出演している。
視聴率も好調で
平均視聴率17.15%(関東地区)を記録した
一部では、
検事に対して弁護士ということで
ジャニーズ事務所の先輩
キムタクこと木村拓哉主演
『PRIDE』を意識しているとの噂も…
ところで、
冒頭のナレーションで
”日本の刑事裁判における有罪率は99.9%
いったん起訴されたらほぼ有罪が確定してしまう。
このドラマは、
残りの0.1%に隠された事実に辿り着く為に
難事件に挑む弁護士たちのドラマ”とあるように
有罪率99.9%という数字は本当なのだろうか?
(否認事件に限っても99.5%が有罪)
この数字の根拠として、
このドラマ『99.9』の最終回のラストシーン
”日本の刑事裁判の有罪率は99.9%
何故このような高い数字が出るのでしょうか?
それは、
国家権力である検察官が起訴を決めた内容は、
正しいはずであると誰もが疑わないからです”
という台詞が物語っている。
この台詞には続きがある
“ですが本当にそうなんでしょうか?“と…
その数字の裏には<冤罪>が存在することは否めない
それを故意に誘発してはならないことを
このドラマが如実に物語っている。
検察側(検察庁や法務省)からは、
「検察官は無罪になりそうなものは起訴しないし、
絶対有罪になりそうなものを選別して起訴しているから」と
99%という数字の根拠が聞こえてくるが…
起訴するか?しないか?
大きな分岐点になるが、
もう1つの問題として、
灰色のまま起訴されないケースも多々あることも…
これが、
時として都合のように使われる場合がある。
特に政治家の常套手段として…