地震予測が的確な東大名誉教授・村井俊治氏の測量工学的アプローチとは!?

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現在「地震予測」で最も信頼できるのは誰!?

2013年に起きた震度5以上の地震全て(10回)について
前兆現象があったことを確認できているという
東大名誉教授の村井俊治氏は、
地震学会からも距離を置く門外漢の学者

地震学者たちが沈黙する一方、
村井氏はなぜここまで的確な地震予測を可能にしたのか?

その村井氏の「地震予測」の手法とは…
それは専門分野の測量学を応用した独自の予測法

村井俊治氏は、
1992年から1996年まで国際写真測量
リモートセンシング学会会長を務めた「測量学の世界的権威」

その村井俊治氏が予測に使用しているのは、
国土地理院がGPSデータを測定するために設置している
全国約1300あるGPSの電子基準点のデータ

この基準点から送信される位置情報から
「地殻の微少な変動」を分析

過去の地震前に起きていた変動パターンと比較し、
地震前の「前兆現象」を捉えた場合に警鐘を鳴らす。

村井俊治氏はこの手法で、
次々と地震予測を的中させている。

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村井俊治氏は、
民間会社JESEA(地震科学探査機構)の顧問として、
メルマガ週刊MEGA地震予測を発行している。

2014年5月13日午前8時35分頃、
関東地方を大きな揺れが襲った。
埼玉県南部・神奈川県東部で震度4、都心部でも震度3を記録。
5月5日早朝5時18分に起こった震度5弱(東京・千代田区)から
わずか8日後だけに人々の緊張感は高まったが、
この地震が発生する可能性を
5月7日の段階で指摘していたのが村井俊治氏。

5月5日の地震も含めて
メルマガで3週にわたり予測していたのだ。

7日発行のメルマガでは以下のように言及している。

『5月5日午前5時18分に東京23区をはじめとする首都圏で最大震度5弱、
M6.0(震源の深さ160㎞:非常に深い)の地震がありました。
震源は伊豆大島近海です。
MEGA地震予測では3月26日号に掲載した日本列島累積歪マップにて
首都圏でかなり歪が貯まってきたことをお知らせしました。
更に4月9日号で「首都圏は要注意」、
4月16日号で「首都圏の隆起に要注視」、
4月23日号で「首都圏は要注視」を呼びかけていました。
累積歪の大きさから判断すると
引き続き注意をしておいたほうがいいでしょう』と

この夏も
メルマガ「週刊MEGA地震予測」の中で
『東北・関東の太平洋岸では隆起が非常に貯まっており、
いつ地震が起きてもおかしくない』と警告
更に、
『函館周辺は要注意』
『青森県北部は要注視』と繰り返し呼びかけていた。

すると、
7月5日に岩手県沖(震度5弱)、
7月8日に北海道南部の石狩地方(震度5弱)で地震が発生、
8月10日には青森県東方沖(震度5弱)でも地震が発生した。

究めつけは、
9月3日午後4時に配信されたメルマガの予測。
栃木県を今年初めて「要警戒」と指摘すると…

その直後の午後4時24分頃、
栃木県北部(日光市)で最大震度5弱の地震が発生した。

火山噴火は地震より簡単に予測できる!?

村井氏によると、
発生場所がわかっている火山噴火についても…

その付近の電子基準点の隆起、沈降、
週間変動を調べると割合容易にわかるという。

↓桜島の例↓
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村井俊治氏は決して成果を誇らず、
「私の予測法は場所、規模、日時を
まだ正確に提示できるような段階にはありません」と
今後の課題を謙虚に語る。

日本の地震学の最高峰とされる東大地震研究所は、
2012年1月に
「M7級の首都直下型地震が4年以内に70%の確率で起こる」
と発表後に「50%以下」と撤回し、
世間を混乱させた程度の精度と自信度

それに比べれば、
信頼できるのはどちらかは言うまでも無い。

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