NHKスペシャル
<MEGA CRISIS 巨大危機>の第2集で
次の大地震が起きる場所を
長野と仙台と予測!
具体的な危険地域を伝えたことで各方面に反響をもたらした…
防災意識を今まで以上に高める人もいれば、
「なぜいたずらに恐怖をあおるのか」と感じる人もいただろう
しかし、
内容的にいたずらな予測でないことは明らかであり、
被害を少しでも軽減する願いを込めたものであった。
⇒ NHKスペシャルが予測(予知)!次の巨大地震は長野と仙台で起きる!?
この番組の中では、
もう1つかつてない画期的な
地震予報 なるものが登場した
これは地震の発生確率を統計学を用いて算出したもの
統計数理研究所の尾形良彦名誉教授が、
昭和元年(1926)から
数百万にもなる地震データを解析した結果、
地震の発生パターンが浮かび上がったという
昭和元年(1926)以降、
日本で起きた9つの大地震の内6箇所が、
尾形良彦名誉教授が、
地震発生確率が高いと予測した地域だったという
尾形良彦名誉教授は、
「地震がいつ起きやすいか」という点も予測しようとしている
全国を10km四方に区切って解析すると、
時間がたつにつれ地震の発生頻度が地域によって異なるという
パターンを読み解き、
ある地域で今後発生する地震確率を計算する数式を導き出した
天気予報のように、
地震が起きる確率が刻々と変化する様子を見られるようにしたいと
尾形名誉教授は考えているというが…
日本地震学会の山岡会長は、
尾形名誉教授の「地震予報」はテスト段階で
公表するのは難しいとの見解を示している
日本の場合、
地震予報公開が社会へどのような影響を及ぼすかがわからない為、
その点もネックになっていると指摘している
アメリカでは既にこの地震予報の一般公開に踏み切っていて
アメリカ地質調査所では統計学で得られた確率を
「STEP(24時間地震予報)」として公開している