2019年2月19日
ジャイアント馬場没20年追善興行
「王者の魂」(両国国技館)
オープニングセレモニーで、
参議院議員
アントニオ猪木(75)が登場!
腰の手術による車椅子姿を見て以来だったが、
元気な姿を見てひと安心
猪木氏は、
馬場さんと同期だった日本プロレス以降、
新日本と全日本に分かれてからは、
1979年「夢のオールスター戦」以外
2人が同時にリングに立つことはなかった…
追悼イベントに参加するのも今回が初めて
アントニオ猪木氏は、
リング下でマイクを持ち、
「元気ですかーっ?元気があれば何でもできる。
元気があれば“送り人”もできる」とあいさつ。
「だいたい20年たつと忘れられてしまうものですが、
今日はこのようにたくさんの方に来ていただいて
ありがとうございます。
ジャイアント馬場に成り代わってお礼申し上げます」
馬場さんの入院前、
ホテルのロビーですれ違った際、
「お前はいいよな」と声を掛けられたという。
「私がいつも挑戦していたので
馬場さんも困っていたと思うんですが…」
馬場さんから最後にきた手紙には、
”三途の川で待っている”とあったことを明かし、
「挑戦を受けるか迷いましたけど、
私もそろそろ“送られ人”になりそうかな。
せめて10年くらいは覚えていてもらいたい」
最後は、
「やはり格闘技、プロレスは永遠に続くと思いますが、
大事なのは伝統のスピリットなので
続けていってほしい」と話すと、
恒例の「1、2、3、ダーッ!」で締めた。
この日のジャイアント馬場没20年追善興行は、
ファイティングTVサムライで生中継されていた
※3/10(日)14:30からG+でも放送予定
往年の名レスラーが、
その入場テーマ曲で登場するたびに歓声が上がったが、
やはり<年には勝てない>
引退セレモニーの
アブドーロ・ザ・ブッチャーは車椅子で登場
ミルマスカラス(76)
ドリーファンクJr(78)など
歩くのもおぼつかない様子
ミルマスカラスは、
弟のドスカラスと組んで試合もしたが…
先日、
CATVで特集していた
若き日のジャイアント馬場の試合を見た
1969年ワールド大リーグの
ボボ・ブラジル戦<30分ドロー>
馬場が31歳当時の試合だったが、
自分が知る馬場のイメージ
<ロープを背にして足を出すだけの16文>等と
ほとんど変わらなかった。
試合後には客席からの
「スローモーション見にきてるんじゃないぞ!」
という野次が全てを物語っていよう
今回の興行では、
一部を除いてそんな試合のオンパレードだった
尚、
アントニオ猪木氏は、
若き日に激闘を繰り広げた
ドリーファンクJr等と旧交を温めた模様
そういえば、
「過激な仕掛け人」として猪木氏と縁の深い
新間寿氏(84)も来場していたが…